当カレッジの軸となるナチュラルメディカルの技術は安全に予防医療を推進していく為に様々な講義を実践的にお伝えしています。

オステオパシー・カイロプラクティック・は、100年ほど前にＤ.Ｄ.パーマーによりアメリカで生まれた手技療法です。理論・技術ともに、100年の歴史の中で大きな発展を遂げ、今日、欧米では広く行われ、予防医療・痛みの軽減・免疫力の向上・自律神経の安定など健康増進に役立っています。

西洋で生まれた西洋医学ですが、人体の自然治癒力を重んじる点や投薬や手術をおこなわない点など、伝統的東洋医学と多くの共通点を持ちます。

それには、医療知識のうえに「哲学・芸術・科学」が必要です。

整体と混同されがちですが、当カレッジが提供するのは、伝統的で科学的なカイロプラクティックを日本人の身体に合うように創意工夫し、「肉体面」はもとより「精神面」や「感情面」にまで意識を向けた独自のナチュラルメディカルの技術です。

最先端のバイオフィードバックやアプライド・キネシオロジーなど臨床に活かせる技術を貪欲に取り入れた独自のカリキュラムは、他の整体スクールには真似のできない内容を誇っております。その絶対的な自信は、新潟大学・日本歯科大学・東京大学と共同研究をおこなっていることからもお解りいただけると思います。

手技療法のこれから

今の日本は、少子高齢化時代に加え不景気です。こういった時は「自分への投資」が一番のリスク管理だと言われています。世の中は、フィットネスに通う人、サプリメントなど健康食品を利用する人、カロリー計算をして食事を摂る人など強い「健康志向」にあります。健康関連の本は、どれも売り上げに大差はないそうです。

何故でしょう？

国が豊かになった点は大きいと思います。平均寿命は世界的にトップを行く日本ですが、病気になる方、寝たきり、癌などで医療費は増えています。団塊の世代は、よりよく生きる生活の質（QOL）を上げることに意識が向いています。

病気やケガで寝たきりになれば、老後の生活費は1か月34万円かかると言われています。1年で400万円、10年で4,000万円です。病気になるために貯金をする人はいないでしょうが、予防のためにお金を使う賢い選択をする方は増えています。この方たちがめざすのは健康であり、不自由のない自分の肉体、精神面を含めたケアの享受、そして健やかな老後です。

そんな時代に選ばれる職業とは何でしょう？　

アロマセラピスト・リフレクソロジスト・心理カウンセラーなど、一般に「癒し系」と呼ばれるものが考えられますし、実際そういった職業はすでに大きく売り上げを伸ばしています。これは誰にも止められない時代の流れであり「予防医療」「癒し」「治療」は21世紀の一大成長産業なのです。2012年の試算では、フィットネス業界の3,000億円市場に対して治療業界は6,000億円市場だと言われています。